このブログの上海を東京へ、日本を青森に変えても成り立つ話。
いい加減に10人に一人が土も緑も星も海もない、東京に暮らすなんて
メディアに踊らされてると気が付くべき。
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中国人ブロガーの潤潤(ハンドルネーム)さんがこのほど、自らのブログに日本に対する思いを綴った。潤潤さんは、日本に住んでいる友だちから聞いた話だと前置きしたうえで、「日本にいると、いつも故郷の上海が恋しく思う。しかし、いざ上海に帰って来ると、心は苛立(いらだ)ちに変わるのだ」という。
その理由として、潤潤さんは、「上海と東京は都市としては大差ないが、上海は交通秩序が乱れ、不衛生であり、外出時には常にスリに注意していなければならない」と紹介。さらに、人びとは不動産や株式の話ばかりで、まるで自分と付き合うことで「カネ」を巻き上げようと画策(かくさく)しているようで、社会のすべてが「カネ」を得ることのためだけに動いているようだと綴る。
潤潤さんの友人は、「日本に戻ると、緊張していた神経と筋肉が緩むのを感じ、安全・安心を感じる」とし、日本では食べ物、飲み物の汚染を心配する必要もなければ、買い物でニセモノをつかまされる心配もないと語った。しかし、潤潤さんは実際に自らが日本を訪れるまで、にわかに友人の話を信じることができなかったという。
その後、実際に日本を訪れた潤潤さんは「友人の話は間違っていなかったことを感じた」と感じたことを紹介、日中間の距離はGDPの差でもなく、貧富の差でもなく、文化の差であると主張。日本は調和のとれた社会の見本であり、日本という国が好きになったと語った。
一方で潤潤さんは、「2004年に小泉氏が首相となり、靖国神社参拝を行って以来、日本と中国の距離が近づいたことはないように思える」と語り、尖閣諸島(中国名:釣魚島)で発生した漁船衝突事件などをあげながら、「絶えることなく発生するトラブルが日中関係を直撃している。今後の日中はどうなってしまうのだろう」と憂(うれ)う気持ちを綴りつつ、日中関係が緊張し続ける理由として、「日本人が負けを認めたがらない民族であること」、「中国人が強大化を望んでいること」などを挙げている。(編集担当:畠山栄)