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2011年2月10日木曜日

東北、九州から猛烈な勢いで若者たちがいなくなっている


青森県だけの問題ではなく、日本の全田舎の問題だと思います。
東京にだけ若者が集中するということは、若者の価値観やライフスタイルが単一になっているからなのではないんでしょうか?その今の若者の価値観やライフスタイルに大きく影響を及ぼすのが、ネット、TV、雑誌なのどのメディア。
日本のメディアは、全て広告主のお金で成り立っているので、あからさまに広告主に不利な情報は、意図的に歪曲されるか隠蔽されてしまいます。その中で、メディアが一番に言いたい事は、「ウチの素晴らしい商品を買ってください。」って言う事につきます。消費活動をしないと、メディアの中の物は全て手に入らない事になっています。
だから、消費活動を執行する権利としてのお金を、稼ぐのに効率的な東京へと日本中の田舎の若者が行くのは、当然と言えば、当然なのではないでしょうか。。。


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東北経済産業局の幹部から先日、高校新卒者の就職先を示す資料を見せられ、がくぜんとした。
東北、九州から猛烈な勢いで若者たちがいなくなっているではないか。

もう少し正確に言うなら東北各県の中でも宮城県は出入りが均衡、九州も福岡県は県外からの
就職が県外への就職を上回る。富山、石川、福井県など北陸地方も比較的地元就職率が高いのが目を引く。

若者たちの「入超」がズバ抜けているのが東京都、神奈川県などの首都圏だ。愛知県、
大阪府、広島県も移入が流出を上回るが、一人東京だけが圧倒的な力で若い頭脳とエネルギーを
吸い付けている構図だ。

東北経産局幹部は「だからこそ、東北は企業誘致が重要。自動車産業のさらなる振興を」と力説するが、
何か変だ。既に長年にわたって県や市町村が競って工業団地などを造り、企業誘致には力を入れてきたからだ。

この数十年間、地方は、東京一極集中の是正も叫び続けてきた。にもかかわらず、ますます若者たちが
東京へ吸引されてゆく。このまま少子高齢化が進めば地方は持たないだろう。

8日から県議選立候補予定者への説明会が始まる。若者流出の一事が示す通り、地域は存亡の危機に立つ。
こういう時代こそ地方の未来を開く志の高い人物が続々出てきてほしい。

中国人が日本で行きたい場所 北海道71%、他を圧倒

中国人が日本で行きたい場所 北海道71%、他を圧倒

旅行情報サイトを運営するトラベルズー・ジャパン(東京・港、武藤友木子社長)が中国人を対象に
実施したアンケート調査で、日本への旅行で行きたい場所に最も多く挙がったのは北海道だった。
複数回答で全体の約71%と、他を圧倒した。2位は富士山、3位は東京だった。

北海道を舞台にした映画が現地で大ヒットしたことなどで、中国では北海道人気が根強い。
「どのようなアクティビティ・体験をしたいか」との質問に対しては「温泉」が81%で最多。2位以下の
「ディズニーリゾート」(31%)や「歌舞伎/相撲など伝統文化鑑賞」(31%)を大きく引き離した。

食事の希望は「すし・刺し身」が68%で1位を占め、「懐石料理」「焼き肉」が続いた。買いたい
ものとしては「デジタル機器」が64%と首位で、化粧品も48%と高かった。調査はトラベルズーの
中国版サイトの会員を対象として1月上旬、インターネット上で実施。約1200人の有効回答を得た。